2013年

5月

09日

高円寺名物、なみのゆさんの元気な鯉のぼり♪

銭湯「なみのゆ」さんの鯉のぼりたち

若干、風の強い日だった。風に飛ばされそうになった帽子を手で押さえながら自転車を漕いでいると、元気そうに青空を泳ぐ鯉のぼりたちが目に飛び込んできた。

高円寺名物となった、銭湯「なみのゆ」さんの鯉のぼりたちだ。強めの風のせいか元気よく泳いでる姿があまりにも見事で、絵になりそうだったので、iphoneでパシャリ。

なみのゆさんが鯉のぼりをあげはじめたのは、いつの頃だっただろうか。間違いなくオーナーの大小島さんに歴史をうかがっているはずなのだが、完全に忘れてしまった(大汗)。

なみのゆのオーナーである大小島さんは、非常にアイデアマンで、バイタリティーがあり、つぎつぎとアイデアを形にしていく人。

鯉のぼりだって、毎年試行錯誤をしながら、ここまでにされた。鯉のぼりは、大小島さんの分身みたいな存在ともいえる。

「どうやったら絡まないでキレイに泳ぐかを突き詰めていったら、この金具になったんだよ!」。あきれるほどに実験を繰り返して、金具までも自作していた大小島さんは、イキイキしながら説明してくれたもんだ。

だいたい、あの鯉のぼりはあげるのも大変。かつて屋根に登って作業を手伝ったこともあるが、風を受けた鯉のぼりの引力はすさまじかった。油断して屋根から吹き飛ばされそうになって、冷や汗をかいたことを覚えている。

ホントだったら、トマソンばりに煙突のてっぺんに登って写真を撮りたかったけど、そんな余裕は全然なかった。※たしかオガムンダーで知られる源川さんは登ったことがあったはず。

一度体調を崩されてしまったこともあり、現在はそれほど精力的には活動されていらっしゃらないのかな? 「近いうちにゆっくり話をしましょう」と話したっきり、かなり時間が経っているので、最新の状況はわからない。

10年以上前、高円寺の北口・南口の開発がされていない頃に、「ポンピドゥー・センター」的なもの(決して金をかけた施設っていう意味ではない)を作って、街から文化を発信したいと熱く語られていた頃が懐かしい。

結局は普通の広場になってしまったし、文化の発信という状況にはならなかったことは残念だけど、仕方ないよなぁ。

『ハート・トゥ・アート』としても「高円寺ハナペラ祭り~なま歌なま声実験浴場」で銭湯を自由に使わせていただいたりと、大変お世話になった。いま振り返ると、まだまだ充実させることができたよなぁ。。。

いろいろなことを振り返っていたら、大小島さんとゆっくりと話をしたくなってしまったよ。

<なみのゆ>
住所:東京都杉並区高円寺北3-29-2
営業時間:15:00~25:00(水曜18:00~)
     日曜朝湯 8:00~12:00
    *日曜日は通常営業もございます
定休日:毎週土曜日
なみのゆホームページ「街角コミュニティ」http://naminoyu.com/

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