楳図かずおの言葉〜創造についての私的メモ004

楳図かずおの言葉
『直観力は人類が受け継いできた本能ですから、活かさないというのは大変もったいない。僕は、作品の骨組みも全部直感で決めていました。理屈、つまりリアリティは後回しです。直感で「あり得ないところ」にまず吹っ飛んで、それを現実にどう橋渡ししていくかに知恵を絞る。それが、何かをつくることだと思います。』

素晴らしいマンガ家さんはいっぱいいらっしゃいますが、自分が知っているマンガ家の中で一番アーティストらしいのは、楳図かずおさんだと思っています。

楳図さんの直感力を大切にする姿勢は見習いたいところです。直感力は創造するための原点だと思いますし、その扱い方次第で自分の存在意義が大きく左右されてしまうんじゃないでしょうか。

ただ、直感力といっても、パッと思いつくことがすべて自分にとって正しいことなのか?

それはちょっと違うと思います。私たちは他人からの意見、合理的な計算、時代の流行など、直感力が鈍らされることにドップリ浸かって生きています。だから、直感力もそういった部分に引き摺られてしまう可能性は高いでしょう。

やっぱり大事なのは、自分の根源的な部分(意識)から引き出される直感力だと思います。

では、自分の根源的な部分って何なんでしょうね。

これはちょっと難しい問題。

経験から育まれるものかもしれません。ひょっとすると経験などを遥かに越えた遺伝子に刷り込まれた意識かもしれません。

根源的な部分を見つけるためのベストな方法はわかりませんが、自分と向き合うことは不可欠でしょう。そして自分を取り巻くあらゆる事象を冷静に洞察していくことが必要な気がします。

じゃあ、オレ自身はどうなのか? そんな風に考えると、ただ忙殺された日々を送っているだけ。もう少し内省的な時間を持たないとねぇ。。。